有機農業❶ 農林水産省が定める有機農業の定義 - 環境保全型農業からJAS認証、EUとの比較まで

「有機農業」という言葉を、法律や制度の側から正確に説明できるでしょうか。農水省の定義と、国際的なコーデックス委員会の定義は、実は同じ言葉を指していても中身が違います。この講義は有機農業基礎シリーズ全6回の第1回として、藤井教授がその定義と背景を75分で解説します。 農水省による有機農業の定義(科学的に合成された肥料・農薬を使用しないことを基本とする)と、コーデックス委員会による定義(生物多様性や土壌の生物活性を重視する、より理念的な定義)を比較し、両者の違いを解説します。食料・農業・農村基本法の関連条文や、有機JAS認証制度の仕組み、認証マークの意味、審査を行う登録認証機関についても紹介され、制度としての有機農業を正しく理解できるようになります。 中盤では、日本の有機農業の取り組み面積が全耕地のわずか0.6%にとどまっている現状や都道府県別のランキング、有機農業を始めるための支援情報、みどりの食料システム戦略(2050年までに耕地の25%を有機農業に)を取り上げます。あわせて、日本が参考にしているEUのファーム・トゥ・フォーク戦略(2030年までに農地の25%を有機農業に)や、ヨーロッパで有機農業が拡大してきた背景、アメリカのオーガニック市場の状況も紹介され、世界と日本の政策を比較できるようになります。 これから有機農業を始めたい新規就農希望者や、有機JAS認証の取得を検討している生産者、国の政策や歴史的背景を体系的に学びたい人に向いています。

最後更新: 2026/10/05

有機農業就農

本影片收錄於「JAS認証の定義から雑草防除・安全性の検証まで、有機農業の基礎を学ぶ全6回」(共 6 部)

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課程費用
(含稅)¥3,500
  • 75 分鐘

「有機農業」という言葉を、法律や制度の側から正確に説明できるでしょうか。農水省の定義と、国際的なコーデックス委員会の定義は、実は同じ言葉を指していても中身が違います。この講義は有機農業基礎シリーズ全6回の第1回として、藤井教授がその定義と背景を75分で解説します。 農水省による有機農業の定義(科学的に合成された肥料・農薬を使用しないことを基本とする)と、コーデックス委員会による定義(生物多様性や土壌の生物活性を重視する、より理念的な定義)を比較し、両者の違いを解説します。食料・農業・農村基本法の関連条文や、有機JAS認証制度の仕組み、認証マークの意味、審査を行う登録認証機関についても紹介され、制度としての有機農業を正しく理解できるようになります。 中盤では、日本の有機農業の取り組み面積が全耕地のわずか0.6%にとどまっている現状や都道府県別のランキング、有機農業を始めるための支援情報、みどりの食料システム戦略(2050年までに耕地の25%を有機農業に)を取り上げます。あわせて、日本が参考にしているEUのファーム・トゥ・フォーク戦略(2030年までに農地の25%を有機農業に)や、ヨーロッパで有機農業が拡大してきた背景、アメリカのオーガニック市場の状況も紹介され、世界と日本の政策を比較できるようになります。 これから有機農業を始めたい新規就農希望者や、有機JAS認証の取得を検討している生産者、国の政策や歴史的背景を体系的に学びたい人に向いています。

  1. 00:00講義の導入と全6回シリーズの構成紹介
  2. 04:32環境保全型農業という言葉が生まれた経緯
  3. 09:46環境保全型農業の技術(カバークロップ・緑肥・ヘアリーベッジ)
  4. 13:28農水省の有機農業の定義とコーデックス委員会の国際定義の比較
  5. 19:13食料・農業・農村基本法と有機JAS認証制度の仕組み
  6. 27:18有機JAS認証面積の現状(全国でわずか0.6%)
  7. 34:57有機農業を始めるまでの流れと支援情報
  8. 38:20みどりの食料システム戦略とEUファーム・トゥ・フォーク戦略
  9. 50:47EUがオーガニックを推進する背景と市場拡大
  10. 65:28有機農業とオーガニックの理念の違い、根源環境の健全性
  • 農水省が定める有機農業の定義(化学合成肥料・農薬不使用が基本)を説明できます
  • 有機農業の定義と国際基準(コーデックス委員会)の定義の違いを理解できます
  • 有機JAS認証制度の仕組みと、日本の有機農業面積がまだ0.6%という現状を把握できます
  • みどりの食料システム戦略やEUのファーム・トゥ・フォーク戦略の目標を理解できます
  • 「有機農業」と「オーガニック」という言葉の理念の違いと土づくりの重要性を学べます
  • これから有機農業を始めたい新規就農希望者
  • 有機JAS認証の取得を検討している生産者
  • 有機農業に関する国の政策や歴史的背景を体系的に学びたい人
  • 環境保全型農業やSDGs、EUの農業政策に関心がある人

「農と食」を学び、人と社会の未来を考える学校 茨城県水戸市にある鯉淵学園は、「農」と「食」を専門的に学ぶことができる学校です。1946年の開校以来、長い歴史の中で多くの人材を育て、日本の農業や食に関わる分野を支えてきました。現在も、これまで培ってきた伝統を大切にしながら、変化する社会に対応した教育に取り組んでいます。 「農と食」を通して、人としての生き方を考える 鯉淵学園の大きな特徴は、農業や栄養、食品などの専門知識や技術だけを学ぶのではなく、「人としてどう生きるか」「学んだことを社会のためにどう生かすか」というところまで考える学びを大切にしていることです。 私たちの暮らしに欠かすことのできない「食」は、農業と深くつながっています。米や野菜、果物、畜産物など、毎日の食卓に並ぶものは、自然の中で生産され、多くの人の手を経て私たちのもとへ届きます。 その過程には、生産する人、加工する人、流通に携わる人、調理する人、そして食べる人がいます。つまり「食」を考えることは、「農」や「自然」、さらには「人」や「地域」、「社会」を考えることでもあります。 「農」と「食」のつながりを学ぶ 鯉淵学園では、こうした「農と食」のつながりを大切にしながら、専門的な知識と技術を身につけていきます。 実習などを通して実際にものに触れ、自分の手を動かして学ぶことで、教科書だけでは得られない経験を積むことができます。 農業では作物を育てる過程を知り、食品や栄養について学ぶ中では、食の安全や健康について考える。実際の現場を意識した学びだからこそ、知識が生きた力へと変わっていきます。 「HOW」だけでなく「WHY」を考える 鯉淵学園が大切にしているのが、「HOW」だけではなく「WHY」を考えることです。 「どうやって作物を育てるのか」「どうやって食品をつくるのか」という方法を学ぶことはもちろん大切です。しかし、それだけでは十分ではありません。 「なぜそれをするのか」「誰のためにするのか」「それによってどんな社会をつくりたいのか」と考えることで、学んだ知識や技術の意味が見えてきます。 社会の課題に向き合う力を育てる 農業や食を取り巻く環境は、今、大きく変化しています。 農業の担い手不足や高齢化、食料問題、環境問題、健康への関心の高まりなど、私たちの身近なところにもさまざまな課題があります。 これからの「農と食」を支えていくためには、専門的な技術を持つだけでなく、社会の変化を広い視野で捉え、自分で考え、周囲の人と協力しながら行動する力が必要です。 鯉淵学園では、専門教育を通じて、そうした力を育てることを目指しています。 専門知識だけでなく、人間として成長する 農業や食品、栄養などの知識・技術に加え、人との関わりや歴史、文化、社会についても考えることで、専門家として、そして一人の人間として成長していくことを大切にしています。 「農業を仕事にしたい」「食に関わる仕事がしたい」という人だけが学ぶ場所ではありません。 自然や食に興味がある人、自分の手で何かをつくることが好きな人、地域や社会に貢献したい人、これからの食や農について考えてみたい人にとっても、さまざまな可能性を見つけられる場所です。 長い歴史の中で受け継がれてきた知識や技術と、新しい時代に必要な考え方。 その両方を大切にしながら、鯉淵学園は「農と食」の未来を支える人材を育てています。 「農と食」から未来の社会を考える 食べることは、生きること。そして、その食を支えているのが農です。 農と食を学ぶことは、私たち自身の暮らしと、これからの社会について考えることでもあります。 鯉淵学園は、「農と食」を入り口に、一人ひとりが自分の未来を考え、学んだことを社会につなげていくための学びの場です

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