日本の建国と農業―世界最古の国のルーツと神武天皇の建国宣言に込められた助け合いの精神

「世界最古の国はどこか」と聞かれて、日本だとすぐに答えられる人は多くありません。稲作のイメージが強い日本ですが、その始まりをたどると、海を渡ってきた海洋民族としてのルーツに行き着きます。この講義では、考古学的な証拠と建国の史実から、日本が農業国家として歩み始めた経緯を91分で解説します。 中国・エジプト・エチオピア・イギリスとの建国年代を比較しながら、日本が紀元前660年に建国された世界最古の国であることを確認します。あわせて島根県砂原遺跡の石器や静岡県で出土した神津島産黒曜石、黒潮を越えたアシ舟の航海など考古学的な証拠から、日本人が古くから高度な技術と文化を築いてきたことが見えてきます。 世界最古級とされる縄文土器やウルシ栽培、水田稲作跡の年代を、最終氷河期の海面変動による地形変化とあわせて追い、縄文時代からすでに農業や工芸の技術が育まれていたことを理解できます。田植えを描いた絵図から男女の役割分担にも触れます。 後半では、神武天皇が発した建国宣言「建国見事のり」を原文と現代語訳で読み解きます。「都」という言葉がもともと大切な米蔵を意味していたこと、全国からお米を集めて備蓄し、災害時に分け与える仕組みが世界最古のクラウドファンディングだったことがわかり、お米に込められた助け合いの精神を理解できます。 日本の歴史や建国の由来に興味がある人、農業と日本文化のつながりを知りたい人、縄文時代の暮らしに関心がある人、自然栽培のルーツを学びたい人、日本人のルーツを教育に活かしたい人に向いています。

Last updated: 2026/10/05

米有機農業その他

This video is part of 有機農業・稲作から農業政策・海外事例まで、鯉淵学園の応用講座全59回 (59 videos)

Price

Lesson price
(tax included)¥3,500
  • 91 min

「世界最古の国はどこか」と聞かれて、日本だとすぐに答えられる人は多くありません。稲作のイメージが強い日本ですが、その始まりをたどると、海を渡ってきた海洋民族としてのルーツに行き着きます。この講義では、考古学的な証拠と建国の史実から、日本が農業国家として歩み始めた経緯を91分で解説します。 中国・エジプト・エチオピア・イギリスとの建国年代を比較しながら、日本が紀元前660年に建国された世界最古の国であることを確認します。あわせて島根県砂原遺跡の石器や静岡県で出土した神津島産黒曜石、黒潮を越えたアシ舟の航海など考古学的な証拠から、日本人が古くから高度な技術と文化を築いてきたことが見えてきます。 世界最古級とされる縄文土器やウルシ栽培、水田稲作跡の年代を、最終氷河期の海面変動による地形変化とあわせて追い、縄文時代からすでに農業や工芸の技術が育まれていたことを理解できます。田植えを描いた絵図から男女の役割分担にも触れます。 後半では、神武天皇が発した建国宣言「建国見事のり」を原文と現代語訳で読み解きます。「都」という言葉がもともと大切な米蔵を意味していたこと、全国からお米を集めて備蓄し、災害時に分け与える仕組みが世界最古のクラウドファンディングだったことがわかり、お米に込められた助け合いの精神を理解できます。 日本の歴史や建国の由来に興味がある人、農業と日本文化のつながりを知りたい人、縄文時代の暮らしに関心がある人、自然栽培のルーツを学びたい人、日本人のルーツを教育に活かしたい人に向いています。

  1. 00:00講義の導入と「外国人から見た日本人」エピソード
  2. 04:45クイズ「世界で最も古い国はどこか」と建国年代比較
  3. 12:20砂原遺跡12万年前の石器と黒曜石による刃物の獲得
  4. 23:01神津島への航海と足舟(アシ舟)の発明
  5. 29:26世界最古級の土器・漆・稲作の発見
  6. 42:31最終氷河期の海面変動と陸続きだった日本列島
  7. 50:59島から島へ渡る海洋民の暮らしと田植えの絵図に見る男女の役割
  8. 58:45海洋民族と陸上民族の精神構造の違い、保存食としてのお米
  9. 71:52神武天皇の建国宣言「建国見事のり」の発表と現代語訳
  10. 82:56米備蓄制度による災害時の助け合いと世界初のクラウドファンディング
  • 日本が世界最古の国であることを、中国・エジプト・エチオピア・イギリス等との建国年代比較から学べる
  • 3万8000年前の黒曜石文化や1万2500年前のウルシ栽培など、稲作以前からの技術の蓄積を知る
  • 最終氷河期の海面変動で日本列島が大陸と陸続きだった経緯と、海洋民族としてのルーツがわかる
  • 神武天皇の建国宣言「建国見事のり」の原文と、「都」=大切な米蔵という語源の意味を学べる
  • お米の備蓄制度が災害時の助け合いや世界初のクラウドファンディングだったと分かる
  • 日本の歴史や建国の由来に興味がある人
  • 農業と日本文化・国のなりたちのつながりを知りたい人
  • 縄文時代の暮らしや食文化に関心がある人
  • 自然栽培・無農薬野菜のルーツを学びたい人
  • 日本人のルーツや国民性を教育に活かしたい人

「農と食」を学び、人と社会の未来を考える学校 茨城県水戸市にある鯉淵学園は、「農」と「食」を専門的に学ぶことができる学校です。1946年の開校以来、長い歴史の中で多くの人材を育て、日本の農業や食に関わる分野を支えてきました。現在も、これまで培ってきた伝統を大切にしながら、変化する社会に対応した教育に取り組んでいます。 「農と食」を通して、人としての生き方を考える 鯉淵学園の大きな特徴は、農業や栄養、食品などの専門知識や技術だけを学ぶのではなく、「人としてどう生きるか」「学んだことを社会のためにどう生かすか」というところまで考える学びを大切にしていることです。 私たちの暮らしに欠かすことのできない「食」は、農業と深くつながっています。米や野菜、果物、畜産物など、毎日の食卓に並ぶものは、自然の中で生産され、多くの人の手を経て私たちのもとへ届きます。 その過程には、生産する人、加工する人、流通に携わる人、調理する人、そして食べる人がいます。つまり「食」を考えることは、「農」や「自然」、さらには「人」や「地域」、「社会」を考えることでもあります。 「農」と「食」のつながりを学ぶ 鯉淵学園では、こうした「農と食」のつながりを大切にしながら、専門的な知識と技術を身につけていきます。 実習などを通して実際にものに触れ、自分の手を動かして学ぶことで、教科書だけでは得られない経験を積むことができます。 農業では作物を育てる過程を知り、食品や栄養について学ぶ中では、食の安全や健康について考える。実際の現場を意識した学びだからこそ、知識が生きた力へと変わっていきます。 「HOW」だけでなく「WHY」を考える 鯉淵学園が大切にしているのが、「HOW」だけではなく「WHY」を考えることです。 「どうやって作物を育てるのか」「どうやって食品をつくるのか」という方法を学ぶことはもちろん大切です。しかし、それだけでは十分ではありません。 「なぜそれをするのか」「誰のためにするのか」「それによってどんな社会をつくりたいのか」と考えることで、学んだ知識や技術の意味が見えてきます。 社会の課題に向き合う力を育てる 農業や食を取り巻く環境は、今、大きく変化しています。 農業の担い手不足や高齢化、食料問題、環境問題、健康への関心の高まりなど、私たちの身近なところにもさまざまな課題があります。 これからの「農と食」を支えていくためには、専門的な技術を持つだけでなく、社会の変化を広い視野で捉え、自分で考え、周囲の人と協力しながら行動する力が必要です。 鯉淵学園では、専門教育を通じて、そうした力を育てることを目指しています。 専門知識だけでなく、人間として成長する 農業や食品、栄養などの知識・技術に加え、人との関わりや歴史、文化、社会についても考えることで、専門家として、そして一人の人間として成長していくことを大切にしています。 「農業を仕事にしたい」「食に関わる仕事がしたい」という人だけが学ぶ場所ではありません。 自然や食に興味がある人、自分の手で何かをつくることが好きな人、地域や社会に貢献したい人、これからの食や農について考えてみたい人にとっても、さまざまな可能性を見つけられる場所です。 長い歴史の中で受け継がれてきた知識や技術と、新しい時代に必要な考え方。 その両方を大切にしながら、鯉淵学園は「農と食」の未来を支える人材を育てています。 「農と食」から未来の社会を考える 食べることは、生きること。そして、その食を支えているのが農です。 農と食を学ぶことは、私たち自身の暮らしと、これからの社会について考えることでもあります。 鯉淵学園は、「農と食」を入り口に、一人ひとりが自分の未来を考え、学んだことを社会につなげていくための学びの場です

Viewing Period

Purchased courses can be watched with no fixed time limit, for as long as noumee continues to provide this service.

A noumee account is required to watch. If you delete your account, you will lose access to any courses you have purchased.

Cancellations & Refunds

Due to the nature of digital content, cancellations and refunds are not available after purchase in principle. See Terms of Service Article 21 for details.

Scope of Use

  • Courses may only be used by the purchaser. Please do not share or lend your account.
  • Copying, recording, posting to social media, or secondary use for training purposes is not permitted.
  • If you wish to use a course for corporate or group purposes, please contact us.

Recommended Environment

  • We recommend the latest version of Google Chrome, Safari, or Microsoft Edge.
  • Please use a stable internet connection for a smooth viewing experience.

More videos from 公益財団法人 鯉淵学園

See more
日本の建国と農業―世界最古の国のルーツと神武天皇の建国宣言に込められた助け合いの精神