有機農業・稲作から農業政策・海外事例まで、鯉淵学園の応用講座全59回
有機農業・有機稲作・フードシステム・日本の農業政策・スマート農業アグテック・野菜栽培など、鯉淵学園の専門講師陣による応用編の全講義をまとめた59本セットです。基礎編を終えた人や、特定分野を深く学びたい人向けです。
Last updated: 2026/10/05
有機農業・稲作から農業政策・海外事例まで、鯉淵学園の応用講座全59回
有機農業・有機稲作・フードシステム・日本の農業政策・スマート農業アグテック・野菜栽培など、鯉淵学園の専門講師陣による応用編の全講義をまとめた59本セットです。基礎編を終えた人や、特定分野を深く学びたい人向けです。
Last updated: 2026/10/05
Price
- Course price
- (tax included)¥206,500
- 59 lessons
- 62 hr 51 min
有機農業・有機稲作・フードシステム・日本の農業政策・スマート農業アグテック・野菜栽培など、鯉淵学園の専門講師陣による応用編の全講義をまとめた59本セットです。基礎編を終えた人や、特定分野を深く学びたい人向けです。
有機野菜を作ってはみたものの、それをどう売り先につなげればいいのか分からず立ち止まってしまう生産者は少なくありません。量販店や市場とのマッチングを長年手がけてきた立場からは、その壁がどう見えているのでしょうか。この講義では、有機農産物の流通に長年携わってきた南埜講師が、国の政策動向からイオンでの実践までの市場拡大戦略を90分で解説します。 前半では、「緑の食料システム戦略」(2050年までに耕地の25%を有機に)という国の政策目標が生まれた背景を、EUのファームトゥーフォーク戦略との関係も含めて解説します。日本の有機農業の取り組み面積(全農地の約0.6%)や、水田で有機栽培が広がりにくい理由、認証を取らない有機が一部で流通している実態、イオンやビオセブンなど小売の事例も扱われ、「価格が高い」という不満が78.8%に上る現状とその背景にある流通構造まで理解できるようになります。 後半では、講師がイオングループでオーガニック調達の責任者を務めた実体験をもとに、専用ブランド化・専任バイヤー設置・産地直結物流・地域協業という4つの具体策や、国が推進する「オーガニックビレッジ」構想と学校給食への展開を紹介します。国産有機加工食品の重要性(有機大豆の94%が輸入という実態)や有機JAS認証制度の基本ルールも扱われ、流通の現場から有機農業の拡大戦略を捉えられるようになります。 有機農産物の流通や販路開拓に関心がある生産者や、有機食品の仕入れを担当する流通・小売関係者、有機農業への新規就農や産地育成を考える人に向いています。
- 00:00講師紹介と自然農法販売協同機構の設立経緯
- 02:20緑の食料システム戦略:2050年に耕地の25%を有機化
- 15:02緑の食料システム法による生産者・新技術事業者への支援
- 20:16日本独自の「認証を取らない有機」流通の実態
- 24:02有機食品を購入する消費者の年齢層と売り場戦略の事例
- 32:06輸出入の状況と国内市場拡大を阻む価格の壁の構造分析
- 46:55イオン入社の経緯とオーガニックと特別栽培のブランド分離
- 52:04CSAを応用した「カンパニーサポートアグリカルチャー」という発想
- 62:58国が推進する「オーガニックビレッジ」と有機農業者育成の仕組み
- 77:35国産有機加工食品コンソーシアムと有機JAS認証制度の基礎
「農と食」を学び、人と社会の未来を考える学校 茨城県水戸市にある鯉淵学園は、「農」と「食」を専門的に学ぶことができる学校です。1946年の開校以来、長い歴史の中で多くの人材を育て、日本の農業や食に関わる分野を支えてきました。現在も、これまで培ってきた伝統を大切にしながら、変化する社会に対応した教育に取り組んでいます。 「農と食」を通して、人としての生き方を考える 鯉淵学園の大きな特徴は、農業や栄養、食品などの専門知識や技術だけを学ぶのではなく、「人としてどう生きるか」「学んだことを社会のためにどう生かすか」というところまで考える学びを大切にしていることです。 私たちの暮らしに欠かすことのできない「食」は、農業と深くつながっています。米や野菜、果物、畜産物など、毎日の食卓に並ぶものは、自然の中で生産され、多くの人の手を経て私たちのもとへ届きます。 その過程には、生産する人、加工する人、流通に携わる人、調理する人、そして食べる人がいます。つまり「食」を考えることは、「農」や「自然」、さらには「人」や「地域」、「社会」を考えることでもあります。 「農」と「食」のつながりを学ぶ 鯉淵学園では、こうした「農と食」のつながりを大切にしながら、専門的な知識と技術を身につけていきます。 実習などを通して実際にものに触れ、自分の手を動かして学ぶことで、教科書だけでは得られない経験を積むことができます。 農業では作物を育てる過程を知り、食品や栄養について学ぶ中では、食の安全や健康について考える。実際の現場を意識した学びだからこそ、知識が生きた力へと変わっていきます。 「HOW」だけでなく「WHY」を考える 鯉淵学園が大切にしているのが、「HOW」だけではなく「WHY」を考えることです。 「どうやって作物を育てるのか」「どうやって食品をつくるのか」という方法を学ぶことはもちろん大切です。しかし、それだけでは十分ではありません。 「なぜそれをするのか」「誰のためにするのか」「それによってどんな社会をつくりたいのか」と考えることで、学んだ知識や技術の意味が見えてきます。 社会の課題に向き合う力を育てる 農業や食を取り巻く環境は、今、大きく変化しています。 農業の担い手不足や高齢化、食料問題、環境問題、健康への関心の高まりなど、私たちの身近なところにもさまざまな課題があります。 これからの「農と食」を支えていくためには、専門的な技術を持つだけでなく、社会の変化を広い視野で捉え、自分で考え、周囲の人と協力しながら行動する力が必要です。 鯉淵学園では、専門教育を通じて、そうした力を育てることを目指しています。 専門知識だけでなく、人間として成長する 農業や食品、栄養などの知識・技術に加え、人との関わりや歴史、文化、社会についても考えることで、専門家として、そして一人の人間として成長していくことを大切にしています。 「農業を仕事にしたい」「食に関わる仕事がしたい」という人だけが学ぶ場所ではありません。 自然や食に興味がある人、自分の手で何かをつくることが好きな人、地域や社会に貢献したい人、これからの食や農について考えてみたい人にとっても、さまざまな可能性を見つけられる場所です。 長い歴史の中で受け継がれてきた知識や技術と、新しい時代に必要な考え方。 その両方を大切にしながら、鯉淵学園は「農と食」の未来を支える人材を育てています。 「農と食」から未来の社会を考える 食べることは、生きること。そして、その食を支えているのが農です。 農と食を学ぶことは、私たち自身の暮らしと、これからの社会について考えることでもあります。 鯉淵学園は、「農と食」を入り口に、一人ひとりが自分の未来を考え、学んだことを社会につなげていくための学びの場です
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