スマート農業➍ 水田農業におけるスマート農業活用と農村の人材育成

スマート農業を導入したくても、機材のコストや人手の確保がネックになる、という水田農家は少なくありません。この講義では、三重県津市で水田農業を営む生産者が、自社の取り組みを69分で紹介します。 航空機エンジン製造の品質管理という異業種の経験を活かし、2016年から米づくりと有機栽培に取り組んできた経緯を説明したうえで、生育状況をドローンで撮影して数値化するモニタリング手法や、有機栽培水田向けロボット除草機の開発など、現場で実践してきた具体例を紹介します。地図上で農地や作業データを管理するGISソフトの活用方法もあわせて紹介します。 中心となるのは、2021年から農林水産省の実証事業として進めてきたドローンシェアリングの仕組みです。地域の農業者以外の人材をパイロットとして募集し、観察用・農薬散布用の2種類のドローンを地域で共有することで、導入コストを30%以上削減し、収量も向上させた実証結果を知ることができます。 さらに、地域に人を集める「無限飯」イベントや、企業人材向けの農村体験プログラムなど、技術だけでなく人材交流の仕組みづくりも紹介します。 水田農業でスマート農業の導入を検討している生産者や、地域でドローンなど機材を共同利用する仕組みに関心がある人、新規就農や農業法人経営に関心がある人、農業分野での人材育成・地域連携に関心がある企業担当者に向いています。

Last updated: 2026/10/05

スマート農業米有機農業

This video is part of 有機農業・稲作から農業政策・海外事例まで、鯉淵学園の応用講座全59回 (59 videos)

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(tax included)¥3,500
  • 69 min

スマート農業を導入したくても、機材のコストや人手の確保がネックになる、という水田農家は少なくありません。この講義では、三重県津市で水田農業を営む生産者が、自社の取り組みを69分で紹介します。 航空機エンジン製造の品質管理という異業種の経験を活かし、2016年から米づくりと有機栽培に取り組んできた経緯を説明したうえで、生育状況をドローンで撮影して数値化するモニタリング手法や、有機栽培水田向けロボット除草機の開発など、現場で実践してきた具体例を紹介します。地図上で農地や作業データを管理するGISソフトの活用方法もあわせて紹介します。 中心となるのは、2021年から農林水産省の実証事業として進めてきたドローンシェアリングの仕組みです。地域の農業者以外の人材をパイロットとして募集し、観察用・農薬散布用の2種類のドローンを地域で共有することで、導入コストを30%以上削減し、収量も向上させた実証結果を知ることができます。 さらに、地域に人を集める「無限飯」イベントや、企業人材向けの農村体験プログラムなど、技術だけでなく人材交流の仕組みづくりも紹介します。 水田農業でスマート農業の導入を検討している生産者や、地域でドローンなど機材を共同利用する仕組みに関心がある人、新規就農や農業法人経営に関心がある人、農業分野での人材育成・地域連携に関心がある企業担当者に向いています。

  1. 00:00会社紹介と代表者のキャリア(航空機エンジン製造から農業へ)
  2. 08:17商品づくりと有機栽培への挑戦
  3. 14:01生育モニタリングとロボット除草機の実例
  4. 20:54ミッションとビジョン
  5. 23:41ドローンによるリモートセンシングの歴史
  6. 29:59GISソフトによる農地・作業情報の可視化
  7. 32:20高品質な生産体制と顧客視点
  8. 36:12ドローンシェアリングの仕組みと実証成果
  9. 49:38「無限飯」とクリエイティブ農家育成による人材交流
  10. 59:41なぜ農村に人を集めるのか
  • ドローンによる生育モニタリングとGISでの農地・作業データ管理の実例がわかる
  • 地域でドローンを共有する「ドローンシェアリング」の仕組みと導入効果を学べる
  • 有機栽培水田におけるロボット除草機など技術開発の進め方がわかる
  • 農業者以外の人材を巻き込んだ地域内の人材育成・交流イベントの企画方法を学べる
  • 水田農業でスマート農業の導入を検討している生産者
  • 地域でドローンなど機材を共同利用する仕組みに関心がある人
  • 新規就農や農業法人経営に関心がある人
  • 農業分野での人材育成・地域連携に関心がある企業担当者

「農と食」を学び、人と社会の未来を考える学校 茨城県水戸市にある鯉淵学園は、「農」と「食」を専門的に学ぶことができる学校です。1946年の開校以来、長い歴史の中で多くの人材を育て、日本の農業や食に関わる分野を支えてきました。現在も、これまで培ってきた伝統を大切にしながら、変化する社会に対応した教育に取り組んでいます。 「農と食」を通して、人としての生き方を考える 鯉淵学園の大きな特徴は、農業や栄養、食品などの専門知識や技術だけを学ぶのではなく、「人としてどう生きるか」「学んだことを社会のためにどう生かすか」というところまで考える学びを大切にしていることです。 私たちの暮らしに欠かすことのできない「食」は、農業と深くつながっています。米や野菜、果物、畜産物など、毎日の食卓に並ぶものは、自然の中で生産され、多くの人の手を経て私たちのもとへ届きます。 その過程には、生産する人、加工する人、流通に携わる人、調理する人、そして食べる人がいます。つまり「食」を考えることは、「農」や「自然」、さらには「人」や「地域」、「社会」を考えることでもあります。 「農」と「食」のつながりを学ぶ 鯉淵学園では、こうした「農と食」のつながりを大切にしながら、専門的な知識と技術を身につけていきます。 実習などを通して実際にものに触れ、自分の手を動かして学ぶことで、教科書だけでは得られない経験を積むことができます。 農業では作物を育てる過程を知り、食品や栄養について学ぶ中では、食の安全や健康について考える。実際の現場を意識した学びだからこそ、知識が生きた力へと変わっていきます。 「HOW」だけでなく「WHY」を考える 鯉淵学園が大切にしているのが、「HOW」だけではなく「WHY」を考えることです。 「どうやって作物を育てるのか」「どうやって食品をつくるのか」という方法を学ぶことはもちろん大切です。しかし、それだけでは十分ではありません。 「なぜそれをするのか」「誰のためにするのか」「それによってどんな社会をつくりたいのか」と考えることで、学んだ知識や技術の意味が見えてきます。 社会の課題に向き合う力を育てる 農業や食を取り巻く環境は、今、大きく変化しています。 農業の担い手不足や高齢化、食料問題、環境問題、健康への関心の高まりなど、私たちの身近なところにもさまざまな課題があります。 これからの「農と食」を支えていくためには、専門的な技術を持つだけでなく、社会の変化を広い視野で捉え、自分で考え、周囲の人と協力しながら行動する力が必要です。 鯉淵学園では、専門教育を通じて、そうした力を育てることを目指しています。 専門知識だけでなく、人間として成長する 農業や食品、栄養などの知識・技術に加え、人との関わりや歴史、文化、社会についても考えることで、専門家として、そして一人の人間として成長していくことを大切にしています。 「農業を仕事にしたい」「食に関わる仕事がしたい」という人だけが学ぶ場所ではありません。 自然や食に興味がある人、自分の手で何かをつくることが好きな人、地域や社会に貢献したい人、これからの食や農について考えてみたい人にとっても、さまざまな可能性を見つけられる場所です。 長い歴史の中で受け継がれてきた知識や技術と、新しい時代に必要な考え方。 その両方を大切にしながら、鯉淵学園は「農と食」の未来を支える人材を育てています。 「農と食」から未来の社会を考える 食べることは、生きること。そして、その食を支えているのが農です。 農と食を学ぶことは、私たち自身の暮らしと、これからの社会について考えることでもあります。 鯉淵学園は、「農と食」を入り口に、一人ひとりが自分の未来を考え、学んだことを社会につなげていくための学びの場です

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