野草と雑草❶ 雑草とは何か 定義・分類・生態から学ぶ基礎知識

畑や庭に生えてくる草を見て、これは雑草なのか、それとも野草なのか迷った経験はないでしょうか。同じ「草」でも、呼び方によって扱い方の姿勢が変わってきます。この講義では、その境界線がどこにあるのかを74分で整理します。 前半では、工事苑の辞書的定義やアメリカ雑草学会の定義、日本の研究者による定義を比較しながら、雑草を人間の生活圏で許可なく生育する植物として位置づけていきます。東京農工大学でアレロパシーを研究してきた藤井教授が案内役を務め、野草は雑草ではないという整理の軸がどこにあるのかが見えてきます。 続いて、雑草が生まれる背景を先駆種・随伴雑草・擬態雑草・作物からの逸脱という4つの起源に分け、ヒエの仲間やシナダレスズメガヤなどの具体例で理解を深めます。あわせて、コドラート法やポイント法という現地調査の手順と、被度と草丈から算出するMDR(乗算優先度)という指標を扱い、雑草の量を数字で捉える方法が身につきます。 さらに、肥料を好む、作物に擬態する、休眠性がある、踏みつけに強い、繁殖力が強いといった耕地雑草に共通する特徴や、脱塵性や耐久性といった環境雑草特有の性質を整理します。雑草の強みを理解したうえで、防除の考え方を組み立てられるようになります。 有機農業に取り組む生産者さん、雑草防除の基礎を体系的に学びたい方、農業を学ぶ学生・研究者、新規就農を目指す方に向いています。

Last updated: 2026/10/05

有機農業防除栽培

This video is part of 雑草防除から食べられる雑草の活用法まで学ぶ全3回 (3 videos)

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(tax included)¥3,500
  • 74 min

畑や庭に生えてくる草を見て、これは雑草なのか、それとも野草なのか迷った経験はないでしょうか。同じ「草」でも、呼び方によって扱い方の姿勢が変わってきます。この講義では、その境界線がどこにあるのかを74分で整理します。 前半では、工事苑の辞書的定義やアメリカ雑草学会の定義、日本の研究者による定義を比較しながら、雑草を人間の生活圏で許可なく生育する植物として位置づけていきます。東京農工大学でアレロパシーを研究してきた藤井教授が案内役を務め、野草は雑草ではないという整理の軸がどこにあるのかが見えてきます。 続いて、雑草が生まれる背景を先駆種・随伴雑草・擬態雑草・作物からの逸脱という4つの起源に分け、ヒエの仲間やシナダレスズメガヤなどの具体例で理解を深めます。あわせて、コドラート法やポイント法という現地調査の手順と、被度と草丈から算出するMDR(乗算優先度)という指標を扱い、雑草の量を数字で捉える方法が身につきます。 さらに、肥料を好む、作物に擬態する、休眠性がある、踏みつけに強い、繁殖力が強いといった耕地雑草に共通する特徴や、脱塵性や耐久性といった環境雑草特有の性質を整理します。雑草の強みを理解したうえで、防除の考え方を組み立てられるようになります。 有機農業に取り組む生産者さん、雑草防除の基礎を体系的に学びたい方、農業を学ぶ学生・研究者、新規就農を目指す方に向いています。

  1. 00:00講座紹介:全3回シリーズ「野草と雑草」第1回
  2. 02:47藤井教授の自己紹介と雑草研究の歩み
  3. 07:07世界と日本における雑草問題と除草剤市場
  4. 10:50雑草の定義:辞書やアメリカ雑草学会など諸学説の比較
  5. 14:47野草は雑草ではない:両者の違いを整理する
  6. 19:41耕地雑草と環境雑草という2つの分類
  7. 25:36雑草はどこから来たか:4つの起源とヒエなどの実例
  8. 40:35コドラート法・ポイント法による雑草調査の実践
  9. 53:13耕地雑草に共通する7つの強みと環境雑草の3つの特性
  • 雑草と野草の違いを定義にもとづいて説明できるようになります
  • 雑草が生まれる4つの起源(先駆種・随伴雑草・擬態雑草・逸脱作物)を理解できます
  • コドラート法・ポイント法による雑草調査とMDRの算出方法を習得できます
  • 耕地雑草に共通する強み(肥料嗜好・擬態・休眠性・繁殖力など)を説明できます
  • 環境雑草に特有の性質(脱塵性・耐久性・アレロパシー)を理解できます
  • 有機農業に取り組む生産者さん
  • 雑草防除の基礎を体系的に学びたい方
  • 農業を学ぶ学生・研究者
  • 新規就農を目指す方

「農と食」を学び、人と社会の未来を考える学校 茨城県水戸市にある鯉淵学園は、「農」と「食」を専門的に学ぶことができる学校です。1946年の開校以来、長い歴史の中で多くの人材を育て、日本の農業や食に関わる分野を支えてきました。現在も、これまで培ってきた伝統を大切にしながら、変化する社会に対応した教育に取り組んでいます。 「農と食」を通して、人としての生き方を考える 鯉淵学園の大きな特徴は、農業や栄養、食品などの専門知識や技術だけを学ぶのではなく、「人としてどう生きるか」「学んだことを社会のためにどう生かすか」というところまで考える学びを大切にしていることです。 私たちの暮らしに欠かすことのできない「食」は、農業と深くつながっています。米や野菜、果物、畜産物など、毎日の食卓に並ぶものは、自然の中で生産され、多くの人の手を経て私たちのもとへ届きます。 その過程には、生産する人、加工する人、流通に携わる人、調理する人、そして食べる人がいます。つまり「食」を考えることは、「農」や「自然」、さらには「人」や「地域」、「社会」を考えることでもあります。 「農」と「食」のつながりを学ぶ 鯉淵学園では、こうした「農と食」のつながりを大切にしながら、専門的な知識と技術を身につけていきます。 実習などを通して実際にものに触れ、自分の手を動かして学ぶことで、教科書だけでは得られない経験を積むことができます。 農業では作物を育てる過程を知り、食品や栄養について学ぶ中では、食の安全や健康について考える。実際の現場を意識した学びだからこそ、知識が生きた力へと変わっていきます。 「HOW」だけでなく「WHY」を考える 鯉淵学園が大切にしているのが、「HOW」だけではなく「WHY」を考えることです。 「どうやって作物を育てるのか」「どうやって食品をつくるのか」という方法を学ぶことはもちろん大切です。しかし、それだけでは十分ではありません。 「なぜそれをするのか」「誰のためにするのか」「それによってどんな社会をつくりたいのか」と考えることで、学んだ知識や技術の意味が見えてきます。 社会の課題に向き合う力を育てる 農業や食を取り巻く環境は、今、大きく変化しています。 農業の担い手不足や高齢化、食料問題、環境問題、健康への関心の高まりなど、私たちの身近なところにもさまざまな課題があります。 これからの「農と食」を支えていくためには、専門的な技術を持つだけでなく、社会の変化を広い視野で捉え、自分で考え、周囲の人と協力しながら行動する力が必要です。 鯉淵学園では、専門教育を通じて、そうした力を育てることを目指しています。 専門知識だけでなく、人間として成長する 農業や食品、栄養などの知識・技術に加え、人との関わりや歴史、文化、社会についても考えることで、専門家として、そして一人の人間として成長していくことを大切にしています。 「農業を仕事にしたい」「食に関わる仕事がしたい」という人だけが学ぶ場所ではありません。 自然や食に興味がある人、自分の手で何かをつくることが好きな人、地域や社会に貢献したい人、これからの食や農について考えてみたい人にとっても、さまざまな可能性を見つけられる場所です。 長い歴史の中で受け継がれてきた知識や技術と、新しい時代に必要な考え方。 その両方を大切にしながら、鯉淵学園は「農と食」の未来を支える人材を育てています。 「農と食」から未来の社会を考える 食べることは、生きること。そして、その食を支えているのが農です。 農と食を学ぶことは、私たち自身の暮らしと、これからの社会について考えることでもあります。 鯉淵学園は、「農と食」を入り口に、一人ひとりが自分の未来を考え、学んだことを社会につなげていくための学びの場です

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