食中毒の原因菌と予防策で学ぶ食品衛生の基礎全2回
食中毒の発生状況と原因微生物の基礎から、カンピロバクター・黄色ブドウ球菌・ボツリヌス菌・ノロウイルスといった代表的な食中毒事例と予防策までを学ぶ2本セットです。
Last updated: 2026/10/05
食中毒の原因菌と予防策で学ぶ食品衛生の基礎全2回
食中毒の発生状況と原因微生物の基礎から、カンピロバクター・黄色ブドウ球菌・ボツリヌス菌・ノロウイルスといった代表的な食中毒事例と予防策までを学ぶ2本セットです。
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Price
- Course price
- (tax included)¥7,000
- 2 lessons
- 2 hr 12 min
食中毒の発生状況と原因微生物の基礎から、カンピロバクター・黄色ブドウ球菌・ボツリヌス菌・ノロウイルスといった代表的な食中毒事例と予防策までを学ぶ2本セットです。
自分で育てた野菜を加工して売ってみたいと考えたとき、食品衛生の知識がどこまで必要なのか気になったことはないでしょうか。この講義では、「農業の学習でなぜ食品衛生を学ぶのか」という問いから出発し、鯉淵学園で食品衛生学を担当する野口教授が63分で解説する前編です。 まず、国内農業が抱える価格競争や収入減少の課題と、その対策としての6次産業化(生産だけでなく加工・販売まで行う取り組み)を踏まえ、農業従事者が食品衛生を学ぶ意義を確認します。続いて、厚生労働省が公表する令和5年の食中毒統計資料をもとに、発生件数・患者数の長期推移と原因物質別の内訳を具体的な数字で把握し、近年上位を占めるカンピロバクターとノロウイルスの位置づけを理解できます。 後半では、食中毒予防の土台となる微生物の基礎知識を扱います。細菌の自己増殖の仕組みと生育曲線(誘導期・対数増殖期・定常期・死滅期)、食中毒発症菌量、最適生育温度と衛生管理の関係、土壌由来の細菌が形成する芽胞の耐熱性・耐乾燥性を学び、ウイルスが持つ自己増殖できない性質や宿主特異性との違いも整理できます。統計データの読み方から微生物の基本的な特徴まで、農産物加工に取り組む際の土台が身につきます。 農産物の加工・販売(6次産業化)を検討している生産者、新規就農にあたり食品衛生の基礎知識を身につけたい人、直売所や農家レストランなど食品を取り扱う事業に関わる人、食品衛生責任者・食品衛生管理者の資格取得を目指す人に向いています。
- 00:00農業でなぜ食品衛生を学ぶのか(オリエンテーション)
- 08:206次産業化と食品衛生を学ぶ必要性
- 12:05食中毒の原因となる病原物質の種類
- 16:49令和5年の食中毒発生状況(全国統計データ)
- 21:22細菌・ウイルスの上位原因物質(カンピロバクター・ノロウイルス)
- 25:05演習と解説:コロナ禍に食中毒が減少した理由
- 29:54衛生管理の基本原則と細菌の特徴
- 33:44細菌の生育曲線(誘導期〜死滅期)
- 38:24食中毒発症菌量と賞味期限の関係
- 43:54細菌の最適生育温度と温度管理
「農と食」を学び、人と社会の未来を考える学校 茨城県水戸市にある鯉淵学園は、「農」と「食」を専門的に学ぶことができる学校です。1946年の開校以来、長い歴史の中で多くの人材を育て、日本の農業や食に関わる分野を支えてきました。現在も、これまで培ってきた伝統を大切にしながら、変化する社会に対応した教育に取り組んでいます。 「農と食」を通して、人としての生き方を考える 鯉淵学園の大きな特徴は、農業や栄養、食品などの専門知識や技術だけを学ぶのではなく、「人としてどう生きるか」「学んだことを社会のためにどう生かすか」というところまで考える学びを大切にしていることです。 私たちの暮らしに欠かすことのできない「食」は、農業と深くつながっています。米や野菜、果物、畜産物など、毎日の食卓に並ぶものは、自然の中で生産され、多くの人の手を経て私たちのもとへ届きます。 その過程には、生産する人、加工する人、流通に携わる人、調理する人、そして食べる人がいます。つまり「食」を考えることは、「農」や「自然」、さらには「人」や「地域」、「社会」を考えることでもあります。 「農」と「食」のつながりを学ぶ 鯉淵学園では、こうした「農と食」のつながりを大切にしながら、専門的な知識と技術を身につけていきます。 実習などを通して実際にものに触れ、自分の手を動かして学ぶことで、教科書だけでは得られない経験を積むことができます。 農業では作物を育てる過程を知り、食品や栄養について学ぶ中では、食の安全や健康について考える。実際の現場を意識した学びだからこそ、知識が生きた力へと変わっていきます。 「HOW」だけでなく「WHY」を考える 鯉淵学園が大切にしているのが、「HOW」だけではなく「WHY」を考えることです。 「どうやって作物を育てるのか」「どうやって食品をつくるのか」という方法を学ぶことはもちろん大切です。しかし、それだけでは十分ではありません。 「なぜそれをするのか」「誰のためにするのか」「それによってどんな社会をつくりたいのか」と考えることで、学んだ知識や技術の意味が見えてきます。 社会の課題に向き合う力を育てる 農業や食を取り巻く環境は、今、大きく変化しています。 農業の担い手不足や高齢化、食料問題、環境問題、健康への関心の高まりなど、私たちの身近なところにもさまざまな課題があります。 これからの「農と食」を支えていくためには、専門的な技術を持つだけでなく、社会の変化を広い視野で捉え、自分で考え、周囲の人と協力しながら行動する力が必要です。 鯉淵学園では、専門教育を通じて、そうした力を育てることを目指しています。 専門知識だけでなく、人間として成長する 農業や食品、栄養などの知識・技術に加え、人との関わりや歴史、文化、社会についても考えることで、専門家として、そして一人の人間として成長していくことを大切にしています。 「農業を仕事にしたい」「食に関わる仕事がしたい」という人だけが学ぶ場所ではありません。 自然や食に興味がある人、自分の手で何かをつくることが好きな人、地域や社会に貢献したい人、これからの食や農について考えてみたい人にとっても、さまざまな可能性を見つけられる場所です。 長い歴史の中で受け継がれてきた知識や技術と、新しい時代に必要な考え方。 その両方を大切にしながら、鯉淵学園は「農と食」の未来を支える人材を育てています。 「農と食」から未来の社会を考える 食べることは、生きること。そして、その食を支えているのが農です。 農と食を学ぶことは、私たち自身の暮らしと、これからの社会について考えることでもあります。 鯉淵学園は、「農と食」を入り口に、一人ひとりが自分の未来を考え、学んだことを社会につなげていくための学びの場です
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